介護事業所について

介護事業所について

『介護事業所』というテーマに基づいて、日本の社会や世間一般における様々な物事について確認していきたいと思います。皆さんは、今回のテーマである『介護事業所』という物事について常日頃からどのようなイメージを抱いているでしょうか？介護である以上は、寝たきりの患者さんや怪我で動けない患者さんの身の回りの生活を助ける仕事であるはず。事業所である以上は、通常の企業や会社と同じように在籍する専門家（社員）に仕事を割り振るイメージがある。などの内容がピックアップされてくると思います。
『介護事業所』についても更に具体的な例題や身近な出来事について確認してみたいと思います。特定の『介護事業所』に在籍している介護ヘルパーのＡさんが存在すると仮定します。このＡさんは自身が所属する介護事業所からの仕事で日々のお給料を貰っている立場になります（ここまでは通常の会社員の概念とほぼ同じですね）。
次に、所属している介護事業所がどのような介護サービスを世間の患者さんや高齢者の方々に展開しているかによってＡさんという人物がどのような形で介護の仕事を行っていくかが決まります。つまり、「自宅で生活している患者さんや高齢者の方々の為に専門の介護ヘルパーを派遣する形の介護サービスなのか？」それとも病院に入院している患者さんのように「介護事業所の施設に入居している方々を対象にほぼ２４時間体制で数人の介護ヘルパーによって日々の身の回りの生活を支援するサービスなのか？」という考え方になります。
前者の説明で出てきた「介護ヘルパーを在宅の患者さんの為に派遣する」というケースは別分野の仕事であるベビーシッターの感覚に似ていますね。ベビーシッターの場合も、特定の家庭に専属のベビーシッターを１人（場合によっては数人）派遣して数時間の間だけ赤ちゃんの面倒をみる仕事になります。 後者の説明の場合は先程も例に出しましたが、完全に病院の施設と同じ感覚になります。